部会のあらまし

当部会は、≪2030年のデジタル社会における私たちの暮らしへの提言≫を行うことを目的に、国内の様々な分野の第一線で活躍しているメンバーが集まり、自主的に検討を開始したものです。

今から13年後の2030年の社会のあるべき姿を考察することで、今日的課題に対して我々は如何に対応していくべきなのかを広く国民に提案することを目標にしております。

2030年の社会を考える際に、ICTは欠くことのできない重要なツールです。

私たちの身の回りのあらゆるところにICTが使われています。そしてそれらのICTの存在をほとんど意識することなく使っています。私たちは日々意識することなく、暮らしに必要な様々なサービスを受けているわけですが、一方では、なかなかICTの恩恵を受けられないでいる分野も少なくありません。

「デジタル社会のグランドデザイン」は、データをもっと上手に有益な情報として使えば、私たちの暮らしがもっと良くなる、必要なサービスの内容や質がもっと良くなる、そういう社会を一緒に目指したい、今の子供たちやこれから生まれてくる子供たちのためにより良い社会を作りたいという思いを提言として取りまとめることを考えています。

データを有益な情報として上手に使うことによって様々なサービスの内容や質が良くなり、その恩恵を受けられるようになる社会を、我々は「デジタル社会」と名付けました。デジタル社会は、私たちの暮らしだけでなく、経済・産業・環境・防災などを含めてきわめて広範ですが、この提言では、「私たちの暮らし」と雇用、医療・介護、教育など暮らしに密接に関係する問題に焦点を当てます。私たち生活者の視点で、デジタル社会を考えたい、共にその実現を目指したいと考えております。