ご挨拶

人類が生み出したICTという新しい技術は、これまでの課題を解決する一方で、これまでになかった新たな可能性を切り開いてくれます。今やこのような技術を活用し、より良い社会を考えていくことが必要です。

現在我が国では少子化が進み、人口が減少し始めている一方で、社会保障費が増大し、財政的には厳しい状態に陥っております。さらに今後は生産年齢人口の減少が見込まれる中で、わが国を持続可能な社会にすることが大きな課題となっております。

そのために限られた社会の資源の効率化をすることは必定であり、技術革新、特に情報技術を活用することによってこの課題に取り組んでいくことが必要と思われます。多くの先進諸国で見られるように、またわが国でも導入されたようなマイナンバー(国民ID)のような共通番号を活用していくことが必要不可欠でしょう。

しかしながら、わが国ではまだ情報技術とマイナンバーは十二分に活用されておらず、さらなる改革が必要です。個人情報保護に留意しつつ活用することにより利便性を高め、持続可能なデジタル社会を構築するために何が必要なのかを検討すべきであると考えます。

さらに、このような制度を通して政府の活動を監視できるという意味において、真の民主主義の実現に結び付くこととなるでしょう。

当部会は、このような社会システムがもたらすデジタル社会のグランドデザインを検討すべく、NPO法人EABuS(イーバス)を母体に、各界でご活躍されている有識者の方々にお集まりいただいて創設したものです。

 

今年度(2017年度)いっぱいをかけて、以下の課題を検討して参りたいと考えております。

・将来的に持続可能で豊かな社会の創設にとはどういう社会であるべきか
・今日生じている様々な課題をデジタル社会の中でいかにクリアすべきか

部会での検討の経過は、当サイトを通じて順次お伝えして参りますので、皆様方からの様々なご意見も頂けたら幸いに存じます。

ご意見等のご投稿に際しては、以下のFaceBook上のグループにご登録されると、管理人が承認させて頂きますので、その上でお寄せ下さい。

facebookサイト 2030年に向けてデジタル社会のあり方を考える

             デジタル社会のグラントデザイン検討部会
座長 森 田  朗 (津田塾大学総合政策学部教授)